今年、利府小学校は創立150周年をむかえました。このような年に、利府小学校の6年生として、また、代表として、今日の日をお祝いできることをとてもうれしく思います。
利府小学校は、多くの児童が学び、たくさんの思い出とともに、150年という時を歩んできました。私の祖父も、利府小学校を卒業しました。当時は、木造の校舎で、校庭にはシンボルであるくるみの木が堂々と立っていたそうです。
私は今、利府小学校で過ごしたこれまでのことを思い出します。先生方から各教科の勉強を教わったほかに、地域の方々からもたくさんのことを教わりました。さつまいもの栽培や朝の読み聞かせなど、いろいろな活動が思い浮かびますが、私が一番思い出に残っているのは「梨の学習」です。大きな梨を自分の手に取ったときのうれしさは今でも忘れられません。このように、地域の方々の支えがあり、利府小学校の生活があるのだとあらためて感謝の気持ちをもちました。
私は小さい頃から、「利府バスケットボール」というスポ少のチームに所属しています。練習がある日は、学校生活を終えるとすぐ、夜遅くまで体育館で練習するため、利府小学校で過ごす時間が人よりもずっと長いのです。そんな私にとって、この利府小学校は、「とても大切な存在」です。卒業まで残りわずかですが、これからも、忘れられないような楽しい思い出をたくさん作っていきたいです。
新型コロナの関係で、ほかの6年生がこの式典に出席できないことになり、残念な思いもありますが、お祝いと感謝の気持ちを込めて6年生全員で合唱曲「ふるさと」を歌い、録音しました。このあと、思い出の写真とともに披露しますので、ぜひお聞きいただければと思います。
最後になりましたが、利府小学校創立150周年おめでとうございます。
令和4年11月12日6年 梨の花児童会代表児童
すばらしい挨拶と6年生の歌声に,会場は感動に包まれました。
150周年記念式典最後のプログラム「バル―ンリリース」。子供たちが感謝や夢などの思いを込め,澄み切った青空に風船を放ちました。その風船は環境に配慮した自然に還る素材でできており,中には子供たちが育てたひまわりやアサガオなどの花の種が入っています。子供たちの思いが風船に乗って遠く世界に広がり,美しい花を咲かせることでしょう。
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