2023年3月23日木曜日

校長室便り「ともに」第16号 令和4年度最終号 1年間ありがとうございました。

 

17日の卒業式。御来賓や保護者の皆様,職員に見守られながら,91人の6年生は感動に包まれながらキラキラと輝いて未来へ巣立っていきました。

この1年を振り返ると,新型コロナウイルス感染症のため机を離し,グループ学習を控え,給食は前を向いて食べました。運動会や学習発表会は人数制限をするなど,様々な制限の中で行いました。委員会活動やクラブ活動、マーチング等の特別活動,スポーツ少年団や習い事も,いろいろな事が制限されました。

しかし,今日修了証書を持ち帰った利府小の子供たちは多くのことを我慢しながらも,考え,工夫し,挑戦し,大切な自分の命と心を守りながら,家族を守り,利府小学校のみんなを守り,日本中,いえ世界中の人々の命と心を守りながら,成長してきたのです。ともに学び,ともに生きた子供たちの頑張りをいっぱい褒め,認めてあげてください。

今日の修了式では,子供たちにこんな話をしました。                                           

「利府小学校の子供たちの挨拶は気持ちがいいですね。元気をもらっています。」また,地域の人から誉められました。嬉しいですね。利府小学校には挨拶名人がたくさんいますね。周りの人を幸せにする挨拶,素晴らしいですね。もう一つ紹介します。「地球にやさしいことをしたい」と,頑張っている人がいます。1年生の  さんと2年生の  さんです。2人は,その場に立ってください。2人は,学校の周りや歩道橋,地域に落ちているごみを,自分たちで考えて拾っているんです。みんなのためになることを自分からやってくれているんですね。素晴らしいことです。2人に拍手をしましょう。 

さて,みんなも一年間を振り返ってみましょう。この後渡される修了証書と通知票「わたしのあゆみ」。校長先生は,利府小学校532人全員の「わたしのあゆみ」を読みました。「国語の本読みを頑張る姿がクラスのお手本でした。」「毎日元気に外で縄跳びに取り組み体を鍛えていました。」「優しく声をかけるなど友達を大切にしていました。」「自分がされていやなことは人にしない,言わないように生活しました。」など,みんなの,ひとりひとりの頑張りがあふれていました。みんなは新型コロナウイルス感染症のためいろいろなことを我慢しながら,勉強や運動,いろいろな活動を,工夫し,挑戦し,頑張ってきましたね。大切な命と心を守りながら,努力を重ねましたね。

この後,1年生と5年生の代表の人が作文を発表しますが,それぞれの頑張りとすてきな目標が,いっぱいあふれています。とても楽しみです。さあ,明日からは春休みです。担当の先生や担任の先生から「春休みの過ごし方」についてお話がありますが,その約束を守り,春休み中も「命」と「心」を守って生活しましょう。コロナに負けずに今日を迎えたみんなです。みんなならできます。4月10日の始業式に,みんなと笑顔で会えることを楽しみにしています。


♪♪♪校長室のつぶやき(ツイート)♪♪♪

今日の修了式はリモートで行いましたが,新年度はどこかの時期から体育館に全校児童が集まって集会活動ができるようになりそうです(そう願っています)。そうなると体育館に全校児童が集まるのは3年以上ぶり,ということになります・・・。新しい生活様式での新しい学年の始まり。気持ちを新たに,さらに楽しくひとりひとりがキラキラと輝く利府小学校にしていきたいです。・・・ともに・・・。 1年間ありがとうございました。 校長 蛯名博人   




2023年3月9日木曜日

校長室便り「ともに」第15号 ともに学ぶ姿 リモート6年生を送る会,国際理解教育,3.11命と心を守る

 

ともに学ぶ姿 -オンライン6年生を送る会 2023.3.7

お世話になった6年生に,各学年が工夫して感謝の気持ちを伝えました。各学年の心のこもったメッセージやプレゼントに感激の6年生。ともに学ぶ喜びにあふれたひとコマでした。6年生のお返しの動画にも感動!「ああ,6年生とお別れなんだね」思わずつぶやいた子の目には涙が…。


 卒業を前にして,6年生社会科の「世界の国々」の単元で授業をさせてもらいました。私は国際理解教育の導入とチェコ共和国を中心にヨーロッパの国々について授業をし,その後 エジプト,インドネシア,カザフスタンの方に来ていただき,それぞれの国について教えていただきました。


 写真はその授業の様子です。インドネシアのジャンケン,エジプトのスフィンクスの秘密,カザフスタンの民族衣装・・・。文化や歴史,衣・食・住,学校の様子やその国の特徴など,楽しくかつ深く学ぶことができました。卒業生の学ぶ姿勢もとても素晴らしく意欲的で,講師の先生方も感激していました。


単元学習のまとめとして,32日に元JICA海外協力隊員(スリランカ派遣:日本語指導員)の方に来ていただき,国際協力について学びました。子供たちからはとても素晴らしい感想が寄せられました。その中の一部を紹介します。

日本の国際協力,海外協力隊のことについてたくさん学べました。日本はそれほど困っている国ではないけど,世界には発展途上国や生活に困っている国がたくさんあることがよくわかりました。今後は,世界のためにできることに取り組んでいきたいと思いました。

 とても大切なことに気付きましたね。世界について知ることは世界中の人を知ること,そしてそれは,自分やすぐ隣の人に関心をもち,理解し合うことにもつながるんだね。


命と心を守る 今日(3月10日(金))の朝会では,こんな話をしました。

2月の初め,トルコとシリアという国で大きな地震がありました。写真のように高いビルが倒れたり,多くの人が犠牲になったりと,たいへんな被害が出ました。ニュースなどで見た人もいるでしょう。次の写真は,20年前に大地震と津波に襲われたインドネシアという国の写真です。この写真の場所には多くの建物があったのですが,高さ10mを超える津波によって一瞬で流されてしまいました。

このように,世界のいろいろな国で,地震や津波が起きています。自然災害と言います。そして自然災害はいつどこで起きるか分かりません。

みんなの住む宮城県も,12年前の平成23年3月11日,とても大きな地震と津波に襲われました。東日本大震災と言います。東日本大震災ではいろいろなところで大変な被害を受けました。最近テレビで動画が流れたり,ドラマになったりしていますので,見た人もいるのではないでしょうか。石巻市立大川小学校という学校では,84人の子供たちと先生方が大切な命を落としました。1週間後は卒業式のはずでした。中学校入学を楽しみにしていたのに卒業できずに亡くなった6年生が何人もいたのです。とてもつらく悲しいことです。こんなことは二度とないようにしなければいけません。自然災害で犠牲になった方々に黙とうを捧げましょう。黙とう。

次の写真は,宮城県の石巻市立門脇小学校という小学校の写真です。ここでは,奇跡のようなことが起きました。多くの人の命が助かったのです。

大地震の後,門脇小学校には近くの人たちも続々と避難してきました。でも,多くの人がその後どうして良いのか分からなくなっていたそうです。そんな中,門脇小学校の子供たちが避難訓練で練習していたとおり,学校の後ろにある日和山という山に向かって避難を始めます。(これは利府小学校のみんなの避難訓練の様子です。みんなのやっている避難訓練,大切ですね。門脇小学校ではこの道を通って山に上がる訓練をしていたのです)

その子供たちの動きにつられて,多くの人が山に向かって避難をしました。そしてその後,恐ろしい津波が学校を襲いました。校舎は津波にのみ込まれ,流されてきた車が燃え上がって火事になり,校庭はがれきで埋め尽くされました。

日和山に避難した子供たちは皆無事でした。そして,子供たちにつれられるように避難した人たちも無事でした。そうです。「自分の命を自分で守る」ことが,自分の命はもちろん,自分以外の多くの人の命を救ったのです。

「自分の命を自分で守ること」。そのために避難訓練をしたり約束を確かめたりして「そなえる」こと。これらはみんなにもできます。みんなで声を出して読んでみましょう。「自分の命は自分で守る」

 明日の午後,大地震が起きた午後2時46分にサイレンが鳴ります。それに合わせて,震災で犠牲になられた方々の冥福を祈って黙とうを捧げてください。そして,命を大切にすることを約束しましょう。

 

2023年2月16日木曜日

校長室便り「ともに」第14号 社会に開かれた教育課程 -学校は地域に浮かぶ船-

 

この写真は,読み聞かせボランティアさん,生け花ボランティアさん,登校見守りボランティアさん,梨の学習ボランティアさんの方々に,子供たちが書いたお礼の手紙です。本日朝,ボランティア代表の方に来ていただき,リモート感謝の会の中で,感謝の気持ちを込めてこのお礼の手紙を渡しました。


よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を学校と社会が共有し,連携・協働しながら,新しい時代に求められる資質・能力を子供たちに育む「社会に開かれた教育課程」の実現を目指す。これは,現在の学習指導要領に明記されている,今求められている学校の姿です。利府小学校では『学校は地域に浮かぶ船』の理念のもと「保護者・地域等と連携した開かれた学校づくり」を重点施策に位置付け,この3年間は感染症対応により縮小せざるを得ませんでしたが利府町「コミュニティシップ」活動とも連携し,多くの方々と協働してきました。


この写真は先日行われた,外部講師による4学年の「メディアとの関わり方を学ぼう」の授業の様子です。このように各学年とも感染症対策を工夫しながら,県民の森自然体験(1学年),リフノス探検(2学年),梨の花の学習(3学年),花山合宿学生サポーター(5学年),外国の方による国際理解教育(6学年)等,外部の方々による体験学習を実施してきました。多様な出会いと体験が,豊かな学びにつながっています。

明日は授業参観,懇談会です。感染症対策により不自由なこと・我慢しなければならないことの多い中,子供たちは日々の学びを本当によく頑張って積み重ねてきました。そして,いろいろな「人」や「もの」との出会いの中で豊かに成長してきました。明日はその様子をご覧いただき,いっぱい認めいっぱい褒めてあげてください。

2023年1月10日火曜日

校長室便り「ともに」第13号 3学期のスタートです。

 始業式の中で2年生と4年生の代表児童が新学期の抱負を発表しました。それぞれすばらしい発表でしたので,紹介したいと思います。

「3学きにがんばりたいこと」 2年代表○○                              

ぼくの3学きのもくひょうは,3つあります。

1つ目は,2年生でならったかん字をぜんぶおぼえることです。なぜなら,2年生ではかん字が多くて,おぼえることがたいへんだったからです。もし,しゅくだいで,わからないかん字がでたら,よく考えて思いだしたり,今までよりもていねいにれんしゅうしたいです。

2つ目は算数です。2学きは九九がむずかしかったけれど,ぜんぶおぼえることができました。3学きもあきらめずに,なんどもれんしゅうして,かんたんにとけるようになりたいです。

3つ目は,だいじなことを後まわしにしないことです。たとえばぼくは,かたづけを後まわしにして,本を読んでしまいます。これからは,自分できめたことや,やくそくをすぐやるようにしたいです。


「3学期にがんばりたいこと」 4年代表○○                              

私が3学期にがんばりたいことは,3つあります。

1つ目は,算数です。理由は,いつも,もったいないまちがいをしてしまうからです。テストでも,(なんでこんなところを?)というまちがいをしてしまい,先生に「ここもったいないよ」と言われました。3学期はしっかりと見直しをして,もったいないまちがいをなくしたいです。

2つ目は体育です。私は体育がとくいというわけではありません。でも,2学期の最後のたんげんのとび箱で,台上前転をたくさん練習したら,かん単にとべるようになりました。それをきっかけに,ほかに出来ないことも,たくさん練習して,出来るようになろうと思いました。3学期は,ティーボールなどもがんばりたいです。

3つ目は,じゅ業でたくさん手をあげることです。私は,はずれたらどうしようと思い,あまり手をあげていませんでした。でも,先生が「まちがえてもいいんだよ」と言っていたので,3学期から勇気を出して,たくさん手をあげたいです。

4月から5年生になるので,高学年に向けて3学期もがんばりたいです。


 私は3学期の始業式でこんな話をしました。


おはようございます。とても気持ちの良い挨拶が校長室まで聞こえてきました。

みなさん,冬休みはどうでしたか?楽しく過ごすことができましたか?家の手伝いを頑張った人,勉強を頑張った人,一生懸命遊んだ人,約束をきちんと守って生活した人,みんな偉いです。みんなが約束を守り,元気なみんなに会うことができて,とてもうれしいです。

ここで悲しいお知らせがあります。真剣に受け止めてください。職員室の事務の先生,佐々木里美先生が,12月の末に病気でお亡くなりになりました。佐々木先生は,みんなが気持ちよく勉強したり安全に遊んだりできるように,勉強の道具をそろえたり環境を整えたり,という学校全体を支える大切な事務の仕事をされていました。優しく誠実な先生で,みんなのことをいつも大切にしてくれる先生でした。佐々木先生への感謝の気持ちを込め,御冥福を祈って黙祷したいと思います。黙祷とは目をつむっておしゃべりをせず,心の中で亡くなった方への思いを伝えることです。それでは始めます。「黙祷」・・・ 黙祷を終わります。目を開けてください。 

冬休み前にクイズを出しました。覚えていますか?これは何でしょう?そう,正解がいっぱい聞こえてきました。SDGsといいます。一人一人が大切であるということ,それを「人権」と言います。その人権を守り,みんな幸せな世界がずっと続いてほしい,その気持ちを目標にしたものがこのSDGsなのです。「持続可能な開発目標」とも言います。世界のみんなを大切にするなんてできないよ!と思った人はいませんか?そんなことはありません。SDGsには,みんな一人一人ができることがいっぱいあるんです。みんなが2学期から取り組んでいる「やすチャレ」=休み時間の過ごし方のチャレンジ,これも立派なSDGsの取組です。だって,みんなが決めた目標に向かって頑張れば,みんなが安全で安心になるのですから。

すぐ隣の友達,クラスの仲間,すぐそばにあるもの,一人一人を大切にすること,ずっと続けることのできるもの。「自分がされて嫌なことは人にしない言わない」ことや「やすチャレ」。どれもが素晴らしいSDGsの取組なのです。これからも,みんなで分かり合い,ひとつになって頑張っていきましょう。


♪♪♪校長室のつぶやき(ツイート)♪♪♪

 

始業式の中で,佐々木先生を悼み,子供たちと黙祷をしました。新年早々ではありましたが,とても大切な時間であったと思っています。生と死について考えることは大切な「命」と「心」について考えること。そしてそれは一日一日を大切に生きることにつながるのです。私たち一人一人が悼みのなかから「そのあと」をつくっていきたいです。それが佐々木先生のご遺志に応えることだから。


2022年12月22日木曜日

校長室便り「ともに」第12号 80日間の二学期,よく頑張りました。

 今日の終業式で子供たちにこんな話をしました。2023年も良い年になりますように…。


利府小学校のみなさん。80日間の二学期,よく頑張りました。

終業式の後,担任の先生から通信票が渡されます。そこには,みんなの頑張りがあふれています。校長先生は,利府小学校532名,みんなの通信票を読みました。その中から,少しだけですが紹介します。

鉄棒の技に挑戦し,「逆上がり」や「こうもり」が上手にできて友達の手本となりました。

→利府小学校の目指す『たくましい子』の姿ですね。すばらしいです。

係活動や掃除,給食当番の時,陰ひなた無くみんなのために進んで働く姿が見られました。

→『やさしい子』の姿ですね。いいですね。

分かったことを,友達と教え合う姿が光っていました。

学習発表会では友達と練習を重ね息の合った演技を披露することができました。

→『かしこい子』の姿ですね。とても大切なことですね。

笑顔で,誰にでも分け隔てなく接することができます。

一番大切なきまり『自分がされていやなことは,人にしない,言わない』ということを頑張っているんですね。本当に素晴らしいです。

みんなの通信票にも,良さや頑張りがいっぱい書いてあります。そして,ここを頑張るとさらにいいですね,という,みんなのこれからの目標になることも書いてあります。お家の人とよく読んで,自分の良さや頑張ったことを振り返り,3学期の目標を立てましょう。  

さて,ここでクイズを出します。これは,何の絵ですか?担任の先生に答えを言ってみてください。答えが職員室まで聞こえてきました。そう,クリスマスの絵,サンタクロースの絵,正解です。トナカイに引かれたそりに乗って,サンタクロースがプレゼントを配っています。空から雪が降っていますね。クリスマスは12月,冬のイメージです。

では,次の絵を見てください。これは何の絵ですか?そう,この絵もサンタさんです。でもさっきのサンタさんとちょっと違いますね。どこが違うか担任の先生に教えてください。正解がいっぱい聞こえてきました。そう,このサンタさんは半袖半ズボンです。そして,そりではなく,サーフィンしながらやってきました。なぜでしょう?いろいろな考えが聞こえてきました。ありがとう。それではクイズは終わりにして,正解を言いますので聞いてください。これはオーストラリアのサンタさんなのです。みんなの住む日本の12月は冬ですが,オーストラリアやブラジルという国などは,12月が夏なのです。だから暑いのでサンタさんは半袖半ズボンなのです。面白いですね。この広い世界には12月が夏の国が他にもたくさんあるんです。

世界には196の国があります。そして,約80億人の人が住んでいます。サンタさんの服装が違うように,季節や文化,肌の色,言葉など,いろいろなことが違います。でも,その違いを大切にしながら,分かり合うことが大切です。コロナの病気に負けないためにも,もっともっと分かり合い,ひとつになることが大切ですね。一人一人が大切であるということ。それを「人権」と言います。その人権を守り,みんなが幸せな世界がずっと続いてほしい,その気持ちを目標にしたものがこれです。


これは何でしょう?校長先生の服のえりの所にも,このマークがついています。このことは,冬休み明けの始業式でお話しますが,これが何か冬休み中に探したり調べたりして分かった人は新学期に教えてください。もう知っている人もいるんですね。すごいですね。 

さあ,明日から17日間の冬休みです。コロナの病気を防ぐために我慢しなければいけないこともありますが,できることはいっぱいありますよ。この後,担任の先生の話をよく聞いて,約束や目標についてクラスで話し合い,楽しい冬休みにしましょう。そして1月10日,元気に会いましょう。





2022年11月29日火曜日

校長室便り「ともに」第11号 5年生学習発表会 十符っ子の日

 


学習発表会は5年生がフィナーレを飾り,全ての学年の発表が終わりました。3日間に分散しての学習発表会となりましたが多くの方々においでいただき,ありがとうございました。本当はもっともっと多くの方々に見ていただきたかったのですが,感染症対策のため人数制限を設けざるを得ず,申し訳ありませんでした。

一方,感染症拡大の状況により予定していたフリー参観を中止せざるを得なくなったこと,残念でなりません。学校だよりNo2に書いたことの繰り返しになりますが,私は,普通の(日常の)学びの姿を見ていただくことはとても大切だと思っています。一日の学校生活の中には子供のいろいろな姿があります。「なぜだろう?」と考える姿。「分かった!」と喜ぶ姿。「うーん」と悩む姿。集中する姿,集中できない姿。気付き,喜び,失敗,感動,共鳴,共感,・・・。派手なものもあれば地味なものもあります。仲良しの姿も,言い合いぶつかり合う姿もあります。その全てが大切な学びの姿です。「皆がともに学ぶ姿」なのです。その姿を皆様と共有したい。それが願いなのです。

現在学級内・学校内でのクラスターは発生しておらず,出席停止となっているお子さんは家族感染やその濃厚接触者認定による場合がほとんどですが,メールでお知らせしているとおり,新規感染者の連絡を連日いただい
ている状況です。子供たちはマスク着用や手洗いなど予防対策を頑張っているので感染爆発は抑えられて
いますが,学級内で感染が拡大する可能性がある場合は,国・県の基準に従って町教委・管理校医と相談の上学級閉鎖の措置を行い,感染拡大を防いでいます。


「子供たちの命と心を守りながら学びを止めない」を合言葉に,これからも「ともに」歩んでいくことに,ご理解ご協力をお願いいたします。子供たちの様子はこれまでどおり各学年のお便りや本校ホームページ内のブログ等でお伝えしていきますので,ぜひご覧ください。そして感染症が落ち着いた際には,子供たちの学びの様子を多くの皆様と直接共有できることを願っています。


利府町では「町の未来を担うすべての子どもが自ら考え,行動し,心豊かに成長してほしい」との町民の願いを受け,平成1511日に「子ども憲章」を制定しました。一方,開発が進む町の環境は,大型店の進出,高速交通網の整備によって都市化が進み,子どもたちの望ましい成長に一層の懸念も寄せられるようになりました。そこで「子ども憲章」の具現化の見地から,十符っ子ブラザーシップが平成1763日に設立されました。

十符っ子ブラザーシップは「町はひとつの学校」の理念のもと,町内唯一の県立高校である利府高校を頂点に,県立利府支援学校,町内小中学校9校の計11校で組織した大異年齢集団です。これまでに「あいさつ運動」「いじめをなくすためのアピール活動」「エコキャップ運動」等,様々な活動を展開してきました。

2011年にこれらの活動を発展させ,県内初の志教育の集い『第1回『十符っ子の日』を開催し,現在に至ります。今年度は感染症対策のため各校においてメッセージ動画を視聴する形でしたが,中学校区ごとに子供たちが保護者・地域・教師に感謝の心を示す機会とするとともに,家庭・地域から期待されていることを自覚し明るく元気に育っていくことを誓いました。その中で本校6年生の代表児童が「将来の夢」を堂々と発表しました。また150周年記念式典におけるバルーンリリースもその活動のひとつともいえます。子供たちの思いや夢が花の種とともに風船に乗って青空高く舞い上がり世界へ広がっていきました。


♪♪♪校長室のつぶやき(ツイート)♪♪♪ 

 手すりのない橋を全力で走る 怖いのは足元の深い峡谷を見るせいだ

透きとおった道を全力で走る 硝子かも 氷かも 疑いが足をすくませる

つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ

ともに 走りだそう ともに 走り継ごう

過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない

ともに 走りだそう ともに 走り継ごう

生きる 互いの気配が ただひとつだけの灯火  ♪中島みゆき「倶(とも)に」より

 この校長室だより「ともに」とリンクするように,最近この中島みゆきさんの「倶(とも)に」の歌が心に響きます。フジテレビ系のドラマ「PICU」のエンディングテーマとなっている歌なので耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。この曲を聞くと,ともに走りだし走り継ぎながら,子供たちの「命」と「心」を守り,ひとりひとりを輝かせたい。そんな思いで胸がいっぱいになるのです。


2022年11月14日月曜日

校長室便り「ともに」第10号 150周年記念式典

 

今年、利府小学校は創立150周年をむかえました。このような年に、利府小学校の6年生として、また、代表として、今日の日をお祝いできることをとてもうれしく思います。

利府小学校は、多くの児童が学び、たくさんの思い出とともに、150年という時を歩んできました。私の祖父も、利府小学校を卒業しました。当時は、木造の校舎で、校庭にはシンボルであるくるみの木が堂々と立っていたそうです。

私は今、利府小学校で過ごしたこれまでのことを思い出します。先生方から各教科の勉強を教わったほかに、地域の方々からもたくさんのことを教わりました。さつまいもの栽培や朝の読み聞かせなど、いろいろな活動が思い浮かびますが、私が一番思い出に残っているのは「梨の学習」です。大きな梨を自分の手に取ったときのうれしさは今でも忘れられません。このように、地域の方々の支えがあり、利府小学校の生活があるのだとあらためて感謝の気持ちをもちました。

私は小さい頃から、「利府バスケットボール」というスポ少のチームに所属しています。練習がある日は、学校生活を終えるとすぐ、夜遅くまで体育館で練習するため、利府小学校で過ごす時間が人よりもずっと長いのです。そんな私にとって、この利府小学校は、「とても大切な存在」です。卒業まで残りわずかですが、これからも、忘れられないような楽しい思い出をたくさん作っていきたいです。

新型コロナの関係で、ほかの6年生がこの式典に出席できないことになり、残念な思いもありますが、お祝いと感謝の気持ちを込めて6年生全員で合唱曲「ふるさと」を歌い、録音しました。このあと、思い出の写真とともに披露しますので、ぜひお聞きいただければと思います。

最後になりましたが、利府小学校創立150周年おめでとうございます。

                令和4年11月12日6年 梨の花児童会代表児童

すばらしい挨拶と6年生の歌声に,会場は感動に包まれました。

150周年記念式典最後のプログラム「バル―ンリリース」。子供たちが感謝や夢などの思いを込め,澄み切った青空に風船を放ちました。その風船は環境に配慮した自然に還る素材でできており,中には子供たちが育てたひまわりやアサガオなどの花の種が入っています。子供たちの思いが風船に乗って遠く世界に広がり,美しい花を咲かせることでしょう。

校長室便り「ともに」第24号 6年生を送る会 ボランティアさん感謝の会

  ともに学ぶ姿                -6年生を送る会  2024.3.5 - お世話になった6年生に,各学年が工夫して感謝の気持ちを伝えました。 各学年の心のこもったメッセージやプレゼントに感激の6年生。ともに学ぶ喜びにあふれたひとコマでした。 6 年生の...